高齢者マッサージのやり方は?やさしくが一番

スポンサーリンク

 

おじいちゃんやおばあちゃんに少しでも楽になってもらうように

マッサージをしてあげたいという気持ちとてもわかります。

その気持だけでもおじいちゃん、おばあちゃんは喜んでくれていると思います。

 

少しでも楽になってもらうためにマッサージというのは方法の一つとしては

いいと思いますが、マッサージの方法というのは本やDVDなどで学べるほど簡単

な内容ではありません。

 

実はマッサージには危険な面も潜んでいるのです。

年齢と生活状態によってマッサージの仕方は変わってきます。

 

高齢の方は骨や筋肉が弱っていたり、薄くなっていることが多いですので

若い方と同じように力を入れてもんだり押したりするのは危険なのです。

人により疾患などで内出血を起こしやすかったり、血圧が高かったりなど

いろいろとあるので無理は禁物です。

 

やさしくが一番です。

 

まずは、楽になってもらいたいという気持ちを込めてするということが

大切なんであって、テクニックにこだわらなくていいと思います。

スポンサーリンク

マッサージの方法

若くても同じように行っていただければ

少しずつ楽にはなっていくと思うので気負わずやってみてください。

姿勢は寝てても座ってていても大丈夫です。楽な姿勢をとってもらってください。

基本


場所はこだわらず「腕」でも「脚」でも「背中」でも「肩」でも同じ方法です。

手のひらで 優しく何度もなでてください。楽になるマッサージは これで十分です

このマッサージはどんなときにでも使えます。

このときに スムーズになでることができるのが よいなでかたです。

小さい子にイイコイイコする感覚で大丈夫です。

応用

リラックスさせてあげるとき(夜や眠る前など)は ゆっくりとやさしく

昼間などまだお仕事や作業があるときはすっすっという感じでリズミカルに

なでてください。

腕で力をいれずに 手のひら全体を密着させ指の間を軽くすぼめた状態で指も

密着させ手のひらが自然に乗っているだけの力加減で行うのがコツです。

力を抜くときは すっと自然に、そしてあまり手を離しましたと

感じさせないように

すっと同じ位置に戻して再度行います。

なでる距離は 短いよりも長いほうがよいです。

さらに

何度もやさしく繰り返して 少しやわらかい雰囲気になったなと思ったら

両方の手のひらで暖めるように肩のうえに手を置きます。

そのまま しばらく肩を温めてください。
(一般によく肩がこるという場所ですね。)

 

そして、最初にさすったときのように 肩をなんどか、

背中をなんどかさすります。

これを楽になるといいなぁぐらいのやさしい気持ちでしてあげてください。

 

決して、楽にしてあげようとか 楽にしてやろう、楽にさせるんだという

意気込みではやらないでください。

 

意気込みが入りすぎちゃうと、してあげているほうの人の体にも力が

入ってしまって あまり楽にならないことがあるんです。

 

楽しく最近あった話やおじいちゃんおばあちゃんの昔話や普段のお話を

しならがら

二人が優しい気持ちになるように行ってください。

きっと、普段できない話ができたり聞けたりすると、

さらに知る機会にもなりますし

あなたをもっと知ってもらう機会にもなると思います。

マッサージにもっとも大事なのは自分の気持ちだけで無理に

マッサージしないことです。

おわりに

マッサージする場所によって脳波に変化

一般社団法人 日本介護美容セラピスト協会が、高齢者へのマッサージは、

マッサージする部位により脳に与える影響に差があることを

見つけたと発表ています。


具体的には、腕部へのマッサージは、

情動や幸福感に関する脳波活動が活発となり、


脚部へのマッサージは、情動や記憶に関する脳波活動が

活発になるとしています。

つまり、腕へのマッサージは幸福感を増し、

脚へのマッサージは記憶をよびさますというわけです。

腕へのマッサージは幸福感を増す

 

体は、普段のその人の生活を支えるために一生懸命がんばってくれているので

「からださん、いつも元気にいさせてくれてありがとう」


という気持ちでしてあげてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました